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資生堂、シャンプー市場で悲願のトップ「TSUBAKI(ツバキ)」 (06/04/28)
 資生堂は25日、4月10−16日のシャンプー・リンス市場で、ユニリーバ・ジャパンを抜きシェアトップに立ったことを発表した。出荷額は計画の2倍の40億円。けん引したのは、もちろん「TSUBAKI(ツバキ)」だ。
 「TSUBAKI(ツバキ)」は資生堂が3月末に立ち上げたヘアケアブランド。仲間由紀恵、竹内結子など人気女優6人を起用し、同社としても過去最大の50億円となる広告宣伝費を投じ話題となっている。
 日経POS情報でシャンプー・リンス市場を見てみよう。「TSUBAKI(ツバキ)」発売前の資生堂のシェアは10%台前半に止まり、ユニリーバ、花王、P&Gについで4位だった。しかし発売後瞬く間にシェアを伸ばし、3月27日の週には28.9%と早くもトップに躍り出ている。日経POSデータの速報によると、最新週17日の週にはついに32.6%と30%の大台に乗った。出荷ベースだけでなく、実際の売り場でも確実に好スタートを切っている。
 価格戦略も強気だ。セット販売による低価格に頼るのも日用品の常套手段だが、「TSUBAKI(ツバキ)」は強気な戦略が見える。ユニリーバ「ラックス スーパーリッチシャイン シャンプー&コンディショナー」が各700mlのセットで900円台後半の値付けに対し、「TSUBAKI(ツバキ)」はシャンプー、コンディショナーともに550mlの単品で750円程度。揃えると1500円を超えるが、最新週は市場の1、2位を占めている。
 資生堂にとって日用品部門の低迷は悩みの種だった。メーカーシェアで首位に立つことは悲願だっただろう。「TSUBAKI(ツバキ)」は、1年間の出荷目標100億円だが、それでも採算があわないと言われるほどの一大事業だ。トライアルが一巡した後、消費者はどんな動きを見せるのか。
[ 日本経済新聞社 テレコン事業部 久慈未穂 ]
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